オーストラリアETAでうまくいかない時に試してほしい7つのこと。

はじめに

2025年夏、勤続30年の長期休暇を使用して、はじめてオーストラリアに行ってきました。

オーストラリアといえば、コアラにカンガルー、マリンレジャーと楽しい旅でしたが、
出発の一週間前は、入国申請がうまくいかず、旅行に行けるかどうかの瀬戸際でハラハラの日々を過ごしていました。

もし、オーストラリア旅行に行かれる予定の方で、オーストラリアETA申請でお困りの方の参考になりましたら幸いです。

オーストラリアETAとは?

観光や出張の目的でオーストラリアへ渡航する際は、入国申請手続きとしてオーストラリア政府公式『AustralianETA』というスマートフォンアプリを使用して入国申請することが必須となっています。

アメリカ合衆国、アメリカ本土やグアム・ハワイへ行かれたことがある方はESTAをイメージして頂ければよいかと思います。ただし、ESTAは、Webページ上で必要事項を入力して、入国税をクレジットカード決済をすれば申請が完了しますが、『AustralianETA』はパスポート情報を読み込んだりする必要があります。

『AustralianETA』は、アプリで申請する途中でパスポートに内蔵されているICチップ読み込み(NFC)とパスポート顔写真の撮影、現在の自分の顔写真を自撮りするためカメラを備えているスマートフォンが必要となります。

カメラは備えているが、NFC機能が備わっていない iPadのようなタブレットデバイスは使用できないことになります。

参考になるWeb情報が少なく、もう旅行に行けないかと…

私の家族は、私、妻、小学生の息子の3人です。デバイスは、私がiPhone13、妻がiPhone4、息子は未所有です。

私と妻の申請は20分ほど時間はかかりましたが、なんとか完了しました。
そこから息子の申請が大変で3日ほどかかりました。本当に泣きそうでした。

ネット上で調べて、手順を書いていただいているページはありますが、私が求めている情報は無く、「ETA申請が出来ず、旅行に行けませんでした。」という悲しい書き込みも何件か見つけ、このままでは、我が家もいけないのかも!?と不安な日々を過ごしました。

試していただきたいポイント

いろいろなところで調べた情報を試して、何とか出発の2日前に息子の入国申請が完了し、我が家は旅行に行くことが出来ました。ネット上に情報を上げてくださった皆さんに本当に感謝です。

私と同じ思いをされている方へ、我が家が試した内容をまとめさせていただきました。
少しでも参考になりましたら幸いです。

申請前の準備

・有効なパスポート(有効期限残り6か月以上が望ましい)
・スマートフォンまたはタブレット(カメラ、ICチップ読込機能付)
・メールアドレス(できれば申請者1人に1つ)
・クレジットカード(3Dセキュア認証登録が完了しているもの)

『AustralianETA』アプリの簡単なフロー

01.アプリのダウンロード

AppStore・GooglePlayからオーストラリア政府公式の『AustralianETA』アプリをDL

02.メールアドレス認証

アプリを起動して、ユーザー登録としてメールアドレス登録・送られてきたコードを認証

03.パスポートの読取

スマートフォンのカメラを使用してパスポートの顔写真ページ撮影(スキャン)、パスポートに内蔵されいるICチップ読込

04.現在顔写真の撮影

アプリの手順に従って、申請者本人の現在の顔写真を撮影

05.入国に関する質問事項への回答

渡航目的(観光orビジネス)、滞在期間(3か月以内)、犯罪歴有無などの、必要情報へ回答

06.クレジットカード決済による申請料支払い

クレジットカード情報を入力し、申請料20AUS$(約2,000円程度)を支払い

07.申請完了・審査完了

申請が完了すると、審査が行われ、結果はメール(PDF添付)で通知

08.日本からのフライトチェックイン

カウンターでのチェックインの場合、ETAの申請が終了しているか確認され、申請が完了していないと残念ながら飛行機に乗れないようです。(搭乗手続き不可)

09.日本での出国手続き

特にありません

10.オーストラリア入国審査

『AustralianETA』アプリでの入国申請手続きが完了している場合、パスポートとETAが電子的に紐づけが完了しており、入国審査システム(機械によるスキャン)でパスポート読込で完了。

特にうまくいかないフェーズは、03.パスポートの読込(顔写真ページの撮影、パスポートのICチップ読込)、04.現在写真の撮影が一つの山場になります。

Ⅰ.英語が苦手な方は、もう一台のスマホで翻訳

『AustralianETA』はオーストラリア政府公式なので、全て英語表記です。またGoogleさんのWebページであれば『日本語に翻訳』をクリックすると日本語で表示されますが、アプリですので『日本語に翻訳』が使えない状況です。またタップして文字を選択してコピーもできないため、英語が苦手な私は悪戦苦闘しました。

私がアプリで申請しているときは、妻のスマホで私の申請画面を撮影して、日本語に翻訳しながら手続きしていきました。スマホで撮影した英語を翻訳するには、いろいろなやり方があるので、Webで検索してみてください。

Ⅱ.デバイスはアンドロイドがおすすめ

我が家は、夫婦二人とも iPhoneでうまく申請できましたが、ネット上の書き込みを見ていると困っている方はiPhoneユーザーの方が多くいらっしゃる印象でした。個人的な印象では機種にもよると思いますが、アンドロイドスマホがおすすめです。

ちなみに私の息子もiPhoneではうまくいかず、最終的にはアンドロイドスマホで申請を完了しました。

Ⅲ.スマホを持っていない人やお子さんの申請は再インストールか、旅行に同行しない家族や知人のスマホで申請

妻の申請が完了したあと、アプリも妻のユーザー設定もそのままで、右上「add passport」から息子をユーザー登録しようと試みていました。しかし、何度試してもうまくいかず、原因が分かりませんでした。

実はこの「add passport」は、複数国籍?を持っていらっしゃる方のパスポート追加するもので、ユーザー追加ではないようです。確かに「add User」ではないので、私の勘違いですね。

私の息子のようにスマホを持っていないお子さんの申請をする場合は、申請完了したご両親のスマホから一度アプリをアンインストールして、スマホを再起動ののち、再インストールして申請してみてください。もしくは旅行に行かない親族、知人のスマホをお借りして、申請するのがよろしいかと思います。

『AustralianETA』アプリで申請手続きが完了すると通常は数分で審査完了メールが届きます。
審査完了メールにはPDFファイル(ETA_application_outcome_norification.pdf)が添付されていて、PDFファイルを開くとオーストラリア政府の名前と太文字で『Application status Granted』『入国申請が承認』と記載されています。

これで申請者本人のパスポート情報とオーストラリア入国審査システムETAの情報が電子的に紐づけされたので、入国審査時に機械にパスポートをかざすだけで、入国手続きが完了します。

現地の入国審査時にスマホの『AustralianETA』アプリを見せたり、PDFファイルを印刷したものを見せる必要はありませんでしたので、アプリはアンインストールしても問題ないようです。

我が家の場合、最終的に平日の仕事が終わった後、車で30分ほどの所に住む、義理の父のアンドロイドスマホを借りて、3日間できなかった申請手続きが一撃で完了しました。もっと早く試しておけばメンタル負担も軽減してように思います。まぁとにかく旅行に行けてよかったです。

Ⅳ.スマホの使用言語を一時的に「英語」、暦法を「西暦」に設定

日本のパスポートにはICチップが内蔵されていて、旅券番号、国籍、氏名、性別、生年月日、自署などの情報が、英語と日本語(漢字・かな)の情報として記録されています。

スマホでパスポートのICチップ情報を読み取ると、スマホとETAアプリの中で日本語→英語→日本語…と処理されるため、時間がかかったり、誤認識されてエラーになっているようです。

これを少しでも回避するために、スマートフォンの使用言語設定を一時的に『日本語』から『英語』、暦法を『西暦(グレゴリオ暦)』に設定することにより、読み取りスピードを速くし、情報認識精度を向上します。

設定の変更方法は、お使いのスマートフォンの機種と言語変更などで検索して頂くのがよろしいかと思います。同時に元に戻す方法も調べておいてください。

少し注意して頂きたいのが、言語を一時的に英語に変更するとスマートフォンのすべての表示が英語に変更されるため、私のように英語が苦手な方は設定する画面までのスクリーンショットを取っておかれることをおすすめします。

ちなみにiPhoneの方は、[設定]-[一般]-[言語と地域]-[優先する言語]から言語を追加で英語、暦法は『西暦(グレゴリオ暦)』を選択してください。

Ⅴ.顔写真ページの撮影はコピーを使ってみる

日本のパスポートは、2025年3月24日から偽装・変造対策を大幅に強化した「2025年旅券」が発行されています。この変更に伴い、ETAアプリが変更に対応できていなかったタイミングがあり、入国申請手続きが出来ず、悲しい思いをされた方もいらっしゃるようです。現在のETAアプリは「2025年旅券」に対応完了しているとのことです。

ネット上では、この「2025年旅券」とETAアプリの相性が良くなくて、手続きが出来ず困っている方が多いと書かれています。

日本の外務省ホームページには、「顔写真ページがプラスチック基材となり、レーザーで印字・印画します。」と記載があり、これまでと同様に顔写真の上に偽造防止ホログラムが貼付されているいます。

ETAアプリでは、ICチップの読込のあと、パスポート顔写真を撮影するプロセスがあり、撮影は出来るのですが、撮影した顔写真が認識できないのか、エラーが発生します。

顔写真ページ撮影の際に暗いから?と思い、ライトを付けたり、フラッシュを使うとホログラムフィルムが反射してしまい、うまく撮影できず、困ってしまいます。

我が家の場合は、顔写真ページをコンビニの複合機でカラーコピーして、顔写真ページを撮影する際にコピーしたものを使用しました。コピーしたものでもきちんと認識してくれました。

このあとの現在の顔写真撮影プロセスに関係あるかは分かりませんが、あまり顔の詳細部分が撮影(認識スキャン)されないように、コンビニコピーの際に倍率を下げて80%にしてコピーしたものを使用しました。

Ⅵ.現在の顔写真撮影は無地背景、目を見開いて

うちの息子は、この現在の顔写真撮影で延べ3日間、数えていないですが数百回以上撮影しました。家族みんながヘトヘトになり、険悪な雰囲気になり、メンタルには良くない状況でした。

何度も撮影しましたが、何が原因でエラーになっているかは、よくわかりませんでした。
最終的にエラーが出なかった時のポイントを記載させていただきます。

・背景の壁は無地がおすすめ
・明るい場所がおすすめ
・出来るだけ目を見開いて撮影
・あごを引く(証明写真を思い出す)
・出来るだけカメラが正面に来るようにする

ETAアプリ内部でパスポートの顔写真と現在の顔写真を顔認証処理して比較をしているのかと思いましたが、よくわかりませんでした。

Ⅶ.クレジット決済は一時保存してアプリを再起動

パスポート情報の読取と現在の顔写真の撮影が完了し、入国に関する質問に進めればあと一歩です。

入国に関する質問は以下の通り。

  • 出生国
  • 住所
  • 連絡先電話番号
  • メールアドレス
  • メールアドレスに届いた認証コード入力
  • 観光orビジネス
  • 申請者本人の確認
  • 申請場所(日本)の確認
  • ETA有効期限に関する宣言同意
  • 犯罪歴有無
  • 家庭内暴力有無
  • オーストラリア滞在中の連絡先
  • アプリ位置情報使用許可

上記が完了すると申請料の支払い(AUS$20)へ移行します。
支払いは、クレジットカード決済、ApplePayが選択できます。

クレジットカード決済は
・クレジットカード番号
・有効期限
・セキュリティコード(通常カード背面記載)
・住所の郵便番号
 ※3Dセキュア認証コード(詳細は各クレジット会社のページ)

クレジットカード情報を入力し、決済を実行、完了すれば申請はすべて完了です。
ただし、決済画面がフリーズしてしまうことがあります。

可能であれば、クレジットカード決済画面「Payment」へ進む前に一度、右上の「save and exit」で保存することをお勧めします。

決済画面でフリーズしてしまう場合も、右上の「save and exit」をクリックしてアプリを再起動して、ユーザーの選択から決済画面へアクセスして決済します。

決済が完了したかわからない場合は、入国に関する質問で認証したメールアドレスのメールをチェックすると『Your Australian ETA Receipt』というメールが届いていて、決済したクレジットカード情報『AUS$20 paid』と記載があれば支払い決済は完了しています。

最近、クレジットカードの不正利用を防止するため、Web上での決済においてはクレジットカード背面に記載されたセキュリティコードの入力だけでなく、決済を実行すると事前に登録したメールアドレスへ決済内容(金額)の確認と認証コードが配信され、その認証コードを入力することで決済を完了する仕組みとなっています。

普段オンラインショッピングなどでクレジットカード決済などを利用されていっらしゃらない方は、『3Dセキュア』って何?となるかもしれませんが、各クレジットカード会社さんのWebページからご確認ください。

『AustralianETA』アプリ完了のあと

『AustralianETA』アプリ入国申請が完了してメールを確認すると

ETA Application for Australia(1通目)
 電子渡航認証(ETA)の申し込みが完了して、内務省によって審査されており72時間以内に結果がメール送信される旨が書かれています。

Your Australian ETA Receipt
 氏名、クレジットカード情報、AUS$20の支払い完了の通知(レシート)

ETA Application for Australia(2通目)
 『ETA_application_outcome_norification.pdf』という名前のPDFファイルが添付されています。PDFファイルを開くとオーストラリア政府の名前と太文字で『Application status Granted』と記載されており、審査が完了して『承認』されたことが記載されています。

基本的に入国審査時にスマホのアプリを見せたり、メールの添付ファイルを見せる必要はありませんが、稀にある入国審査システムがダウンした時に備え、ETAアプリのスクリーンショットや『Granted』が記載されたPDFファイルを印刷していくことをお勧めします。

最後に

長文の記事を最後まで、読んでいただき感謝します。
私は、この内容をお困りの方々にお届けしたくて、新しくブログをはじめることにしました。

『AustralianETA』アプリでお困りの方々が審査を無事に終了して、楽しいオーストラリア旅行に出発頂けることをお祈りいたします。

※こちらに掲載させていただいている情報は2025年8月現在の情報です。
 情報は私が個人的に収集した情報や経験に基づくものであり、認識が誤っている内容も含まれている可能性があります。ご了承のうえ、お試しください。

おまけ

特にうまくいかない、03.パスポートの読込(顔写真ページの撮影、パスポートのICチップ読込)、04.現在写真の撮影においてエラーのメッセージが出るとオーストラリア外務省のETAサポートチームへメッセージを送信できます。

私の英語能力が低いのがいけないのだと思いますが、何度か送信しましたが当然やってます的な内容が記載されて返信メッセージが来ます。事例として、お風呂で撮影したら、うまくいったという報告があります。という内容も記載されていました。

あと当然といえば当然ですが、土日にメッセージを送信しても月曜日にしか返信は来ないです。

最終的にETA申請手続きが出来ないと入国出来ないのであれば、その他の方法は?と聞いたら、大使館に行ってvisaを発給してもらうオーストラリアの外務省ホームページリンクが貼付されていました。通常のvisa発給は、書類を準備し申請して最低でも4週間程度を要するようです。

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